切手コレクションについて

コレクターのプロファイル
名前 辻野照久
所在地 千葉県柏市
現在の保有数 292,046種類(令和3年6月現在)
国別の内訳はこちら

切手の収納場所
幅135cmの3扉書庫と幅90cmの2扉書庫を書斎の壁面に並べ、5扉×5段(書庫の上も含む)/扉×平均10冊/段で250冊を収納。
体積は約2.5立方米です。現在はアルバムが380冊になり、別の部屋にも収容しています。

 開いてい見ているのはソビエト連邦3巻の中の宇宙切手主体のページ
                    写真は「BRUTUS」2003年12月1日号より転載

切手の入手方法
(1)ヤフーオークションでこれまでに300人以上の方からさまざまな切手を買いました。入手難の物、高価なものが比較的容易に入手できます。
(2)フクオ(新宿切手センター内) 100円で高価な未使用完全セットが多数買えます。以前は新宿の京王デパート内にありました。
(3)郵便で使われた使用済切手(自宅だけでなくいろんな方からいただく。)

切手の整理方法
(1)日本・米国・中国・フランス・ドイツ・イギリス・スイス・スウェーデン・オーストリア・大韓民国は郵趣サービス社の図入りリーフを使用。(2000 年頃まで)
(2)その他の国は基本的に方眼リーフに国別・発行年別に整理する。
(3)1枚の方眼リーフにするほど数が揃わない場合は、仮貼りリーフに仮にヒンジで貼っておく。
   以上(1)〜(3)を併せて国別に約60〜120ページのバインダー(アルバム)に収納。
(4)重複品は国別におおざっぱに区分してグラシン袋にいれておく。
(5)ストックブックは購入して整理するまでの一時置き場(普段は空)
(6)よく使う用具としてはピンセット、ルーペ、ブラックライト(発光切手検出用)、すかし検出トレイ、目打ちゲージ、ヒンジ、コーナー(小型シート貼込 用)、メモ帳、黒色台紙のストックリーフ(スキャン用)など。 

切手の同定
限られた資金を有効に使うため、同じ切手をダブって購入することは極力避けたいものです。
新しく入手した切手が過去に入手した中にあるのと同じかどうか。これは結構難しいのです。
とりあえず図案や額面で区分しますが、同じように見えても目打、透かし、発光の有無、紙質の違いがあるので、それくらいはチェックします。最近驚いたのは フィンランドのステレオ切手で、左右の切手がほとんど同じに見えるのに、立体視できるように微妙に図案が異なるのです。
同じものが既にあるかどうかを調べるために、スコットカタログをチェックリストとして使っています。重くても切手店まで持っていくこともあります。

切手数のカウント方法
これも結構難しいのです。
たとえば最近の日本切手には切手帳ペーンが同時に発行されるものが多いのですが、1種類の図案でも5種類と数えています。
すなわち、縦長切手の場合@4辺とも目打がある普通の切手 A左の目打がなく、直線カットされている B左と下の辺に目打がない
C右の目打がない D右と下の辺に目打がない、の5種類です。
同様に小型シートは通常1枚と数えますが、小型シートにしかない切手を3種類組み合わせてある場合は3種類と数えます。

高価な切手
よく質問されるのが、「一番高い切手はいくらのものですか?」というものです。
1枚を単独で売って一番高そうなのは、おそらく中国の1979年発行「少年よ科学を愛そう」の小型シート(額面2元、購入価格600円)であろうと思います。
なんと、300倍以上(額面からは600倍以上)に値上がりしています。
このほかイギリスの最初の切手やフランス、ドイツ・スウェーデン・オーストリア等の19世紀の切手(クラシック切手といいます)の中でも割合安いもの(良 品を買おうとすると10万円以上)はいくつか持っていますが、状態がG−F程度では特に高価に売れるとは思っていません。

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